◆ 神獣・霊獣
※普通の剣では切れない(呪を施した冬器なら可能)
 
麒麟――――きりん
最高位の霊獣。普段は人の形。額に真珠色の1本角、通常は金の髪(鬣)、雌黄の毛並み、 背は五色。麒が雄、麟が雌。仙骨で身は軽い。
めずらしい黒麒は鋼色で背は黒に銀と雲母を散らす。
天意により王を選び、争いを厭い、血を恐れ、血の穢れで病む。
白雉――――はくち/二声にせい
一生に二度しか鳴かないので二声と呼ぶ。一声「即位」二声「崩御」。 二声を鳴いた白雉は一刻を待たずに死ぬので末声とも言う。 王が不在の間の玉璽の代用に切った足が使われる。
鳳凰――――ほうおう
つがい。牝の凰は他国の凰と意思を通じる。牡の鳳は他国の大事を鳴く。
鸞―――――らん
人語を記憶して直接言葉を運ぶ鳥。王の所有、王が発信するか王が受取人でしか使えない。 身体に留まっている時言葉を覚える。銀しか食べない。
尾羽の色でどこの国か分る。 (慶―青い文のある羽、長い尾羽は濃い青に白斑、嘴と脚が赤) 
玄武――――げんぶ
小島ほどもある大きな亀。甲羅の上の中央に小さな宮がある。 雲海を泳ぎ天勅を受けた王と麒麟を蓬山から王宮へ渡らせる。
朱雀――――すざく
蓬山にいる。
天伯――――てんぱく
龍の体に大きな両翼、令乾門を守る霊獣。

◆ 妖魔・人妖
特徴――玉に酔うものがいる。牡しかいない。野木を見たもの、子供をみたものはない。
 ※寿命はどれくらい?(使令になると麒麟が生きてる間は寿命がないらしいが)
妖魔―飼い慣らせない、1頭づつ縄張り
妖獣―飼い慣らせるものがある
 
女怪――――にょかい
姿は様々、いろいろな獣が混ざる。蓬山に生れる女怪は麒麟の親代わりであり、 麒麟の卵果がなると同時に捨身木の根の方になり、一夜で孵る。卵果の麒麟の性別が分る。 性は白が決まり。たくさんの獣が混ざるほどよい女怪。
蟲―――――むし
小物で無害の妖魔の総称。群れは大物が現れる前触れと言われる。
蠱雕――――こちょう
鷲のような巨鳥。茶色の翼、毒々しい色の曲がった嘴、猫のような奇声、角、鉤爪、胸毛に斑紋。
――――――きんげん
鶏大の鳥。鋭利な小刀の形の尾、毒がある。
馬腹――――ばふく
巨大な人面虎。
賓満――――ひんまん
顔色は悪く、赤い目、首から下は半透明のゼリー状、人に憑依する。剣の達人、戦場や軍隊に出る。
――――――ごうゆ
飛鼠――――ひそ
耳の短い兎のよう。
饕餮――――とうてつ
妖魔の中でも最強。大きな闇のようで、巨大な鬼、大きな牛、虎、大鷲、大蛇と千変万化。
天犬――――てんけん
巨大な狼。青い翼、黄色い尾、黒い嘴、鋭利な牙、赤毛。
窮奇――――きゅうき
翼のある虎。
朱厭――――しゅえん
巨大な赤毛の猿。首だけが白い。足が一際赤い。 尖った牙。猛禽のような爪。狡賢な知恵。妖魔を狩る。食べずに殺すのを楽しむ。
酸與――――さんよ
人の身の丈の倍ほどの蛇。4枚の翼、鱗に覆われた腹、三足。
褐狙――――かっそ
赤い毛並みの大きな狼。

◆ 妖獣
天馬――――てんば
銀灰色の大きな犬。頭は黒、短めの白い翼、黒い風切り羽、漆黒の目。
すう虞―――すうぐ
五色に輝く虎。長い尾。黒い真珠のような目。最高に速い騎獣。勇猛で利口。 白がち黒がちの2種、白地に黒の縞。黒地に白の縞は少ない。瑪瑙を好む。
吉量――――きつりょう
白い縞のある馬。赤い鬣、金の目。
鹿蜀――――ろしょく
縞のある馬。
三騅――――さんすい
青毛の馬。
駮―――――はく
馬。鋭利な一角。蹄の代りに太い爪。
孟極――――もうきょく
白い豹。温和で利口。金茶の目。飛行は得意ではない。人なつこい

◆ 騎獣
飛燕ひえん――――李斎―――天馬
計都けいと――――驍宗―――すう虞
たま――――尚隆―――すう虞
とら――――尚隆―――すう虞
赤虎せつこ――――梨耀―――虎、扶王より下賜
白兔はくと――――如昇→珠晶→北乾で盗まれる―――孟極
星彩せいさい――――利広→珠晶(登極のお祝い)―――すう虞
更夜こうや――――頑丘―――駮
?――――成笙―――吉量、梟王から拝領

◆ 使令
★景麒
 驃騎――ひょうき
暗赤色の毛並みの豹。
 冗祐――じょうゆう
賓満。
 芥瑚――かいこ/(性)白はく
女怪。白い羽毛に覆われ、鳥の翼のような腕、脚は人、長い尾、背に金茶の縞。
 班渠――はんきょ
大きな犬の赤銅色の獣。
 ――――じゅうさく
狒狒。
 雀胡――じゃっこ
飛鼠。
  
★泰麒
 汕子――さんし/(性)白はく
女怪。首は魚、上体は人、下半身は豹、尾は蜥蜴、真円の目。
 傲濫――ごうらん
饕餮。普段は大きな赤い犬。泰麒が望むと茶色の毛並み、足先は白の子犬に。
 
★六太
 沃飛――よくひ/(性)白はく
女怪。白い鱗に覆われ、白い翼、鷲の下肢、蛇の尾。
 悧角――りかく
六太の使令の筆頭。黒い三つ尾、濃い灰色の毛並みの狼。
 
★廉麟
 什鈷――じゅうこ
小型の犬、尾がない、碧く丸い一眼、垂れた毛並み。
 半嗣――はんし
 
★更夜(使令ではないが、固有名のついてる妖魔なので)
 ろくた―天犬。更夜を拾い育てた。(使令ではないので既に死んでる?)

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